2015-03-06 11:00
社会
スカパーJSAT 海外向け日本コンテンツ配信事業拡大

スカパーJSATとクールジャパン機構が共同で増資
スカパーJSATホールディングスは4日、同社の100%連結子会社であるスカパーJSATが、海外向けの日本コンテンツチャンネル「WAKUWAKU JAPAN」事業を拡大するため、5月1日の予定で新会社「WAKUWAKU JAPAN株式会社」を設立すると発表した。また、7月1日の予定で第三者割当増資を実施する。増資額は合計約110億円で、同社が約66億円、クールジャパン機構が44億円を増資する。
日本の番組をミャンマー語で楽しめる
WAKUWAKU JAPANは、日本のアニメ、ドラマ、スポーツ、音楽映画などの番組を海外に向けて24時間365日、現地語で放送するチャンネルである。昨年、ミャンマーとインドネシアで開局しており、WAKUWAKU JAPANを視聴することで、ミャンマーにおいても、ミャンマー語で日本の番組を楽しむことができる。今後、アジア諸国を中心に開局を目指すとしているが、放送国数を増やすにあたり、編成・番組調達の強化・多様化、さらに、国や地域ごとの翻訳・吹き替え等の実施で、多額の費用が見込まれていることから、両社が共同で出資することを決定したものである。
WAKUWAKU JAPANを通じ、日本の魅力を世界に発信
同社グループは、同事業を2020年度までに世界22カ国で展開することを目標としている。同事業を通じて、日本の商品や観光地など、日本の魅力を世界各国に発信することで、日本の産業の発展に貢献していく方針である。外部リンク
スカパーJSATホールディングス(ニュースリリース)
http://www.skyperfectjsat.co.jp/load_pdf
クールジャパン機構(ニュースリリース)
http://www.cj-fund.co.jp/files/press_150304-1.pdf
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