2015-03-05 07:00
社会
エーヤワディーで白い象を発見

7歳のメス 慎重に保護
ミャンマーの西部、エーヤワディー地方のジャングルで、非常に珍しい白い象が発見された。森林省によれば発見されたのは7歳のメス象で、初めて目撃されてから6週間後の2月27日、Pathein郡区で保護された。
同省のTun Tun Oo氏は、
野生の象を保護するに当たり担当スタッフがケガをすることを恐れ、非常に慎重に取り組んだ。(FOX NEWSより)
と語っている。
国の繁栄や幸運のシンボルとして信仰
白い象はミャンマー、タイ、ラオスなどアジア諸国に見られる。まつげと足の爪がピンク色のものもある。何世紀も前から神聖な動物として扱われ、王権のシンボルとして崇められる存在であった。16世紀には、ミャンマーとタイの間で、白象の所有権を巡る戦争も起こっている。今でも国の繁栄や幸運をもたらす物として多くの人々に信仰されている。
ミャンマーには現在、8頭の白象がいる。ほとんどがエーヤワディー地域に生息していたもので、5頭はネピドーの動物園に、3頭はヤンゴンの動物園で飼育されている。
野生の象の捕獲は生態系へ影響を与える。野生動物保護のため、インド、ベトナム、ミャンマーでは捕獲を禁止している。しかし、ミャンマーでは違法な野生動物取り引きも行われているのが現実だ。
(画像:FOX NEWSより)
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FOX NEWS
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