ミャンマーニュース

NTTコミュニケーションズ（NTT Com）が22日、ミャンマーのヤンゴン市にある高層オフィスビル「SAKURA TOWER」のテナント企業向けに提供するICTサービス基盤の構築と運用サポート業務を受注したと発表した。これにより、同ビルテナント企業は、安定した高品質のインターネットサービスを利用できるようになると期待される。

NTT Comが提供するのは、インターネット接続サービスの「Digi-Path（デジパス）」やグローバルIPアドレス、レンタルルーター、日本や他拠点のLANネットワークへのセキュアな接続を可能にする「インターネットVPN」など。

さらに、NTT Comが管理する機器でセキュリティポリシーをカスタマイズ設定して利用できる「バーチャルファイヤウォール」、メールに添付できない大容量ファイルの取り扱いに便利な「大容量ファイル転送サービス」、ドメイン取得とWebサイトのアクセス解析などが可能な「WEBホスティングサービス」、多機能で安全に用いることができる「メールホスティングサービス」も提供メニューとしてラインナップされている。

（ニュースリリースよりサービス構成参考イメージ）「SAKURA TOWER」構内はもちろん、「SAKURA TOWER」からミャンマー国内インターネットサービスプロバイダの設備までのネットワークをすべて冗長化しているので、万が一メイン回線が故障しても、バックアップ回線を利用することができるという。

また、故障の検知や復旧には24時間体制で対応。常にネットワークを監視し、故障時には現地の通信事業者に対する復旧要請も行う。英語・ミャンマー語・日本語の多言語対応で問い合わせに応じるサポート窓口も用意されており、安心して利用可能だ。

料金は、フロアや場所、回線速度などによってそれぞれ異なる。受付開始は5月1日を予定している。NTT Comでは、ミャンマーにおける事業活動環境を整備するため、2012年10月にヤンゴン市の拠点を開設し、国際ネットワーク、システムインテグレーション、セキュリティなどを組み合わせたICTソリューションの提供を開始している。

外部リンク

NTTコミュニケーションズ　ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/

NTTコミュニケーションズ　法人　グローバルサービス
http://www.ntt.com/global/