2015-02-26 10:00
社会
ミャンマー市場に期待するタイ 市場調査を報告

オンラインコミュニケーション、デジタルメディアが急速に普及
タイの企業がミャンマー市場の可能性に大きな期待を寄せ、投資を進める企業が増加している。ニューヨークを拠点とするマーケティング・コンサルティング会社Envirosellが、パートナーのインデックス・クリエイティブ・ビレッジPlcとともにミャンマー市場調査を行った。
バンコクポストの報道によれば、ミャンマー国民の77%は低所得層、14%が中間層、その他少数が富裕層ということである。
電話使用率は2013年の72%から97%へ上昇。デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンの普及により、人々のオンラインコミュニケーションへの関心は高まり、デジタルメディアが急速に社会に普及している。
最も人気のあるメッセージアプリとして、「Viber」が挙げられた。「Line」と「WhatsApp」がその後に続く。
友人とショッピング、カフェなどへ 社交的な傾向へ
Envirosellタイランドのマネージャーは、ミャンマーの人々は、今まで使ったことがない製品にも興味を示している。国民はエアコン、冷蔵庫などを取り入れ、生活を改善することを求めている。床用洗剤や液体洗剤などもそのひとつだ。(Bangkok Postより)
と語っている。
消費に関わるスタイルの変化も指摘された。多くの人々が生鮮品を扱う市場ではなく、ショッピングモールなどへ買い物に行くようになった。また、自宅にいるより友人とショッピングモールやカフェなどで過ごす人も増えており、レジャーやイベントに出かけ、社交的な生活を好む傾向にあることがわかった。
パーソナルイメージを向上する製品に興味
ライフスタイルの変化に伴い、パーソナルイメージを向上させる製品の売上げも20%向上した。男性も女性も、自分を魅力的に見せるためのスキンケアやヘアケア製品に興味を持っている。調査によれば、ミャンマーでこれらの新製品を消費者に広めるための効果的な手法は、テレビや街頭広告であると伝えた。また、人々が新製品に関わる新事業にも積極的だと述べている。
(画像:Bangkok Postより)
外部リンク
Bangkok Post
http://www2.bangkokpost.com
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