2015-02-14 13:00
社会
ミャンマー向け日本の中古車輸出 年間16万台超

ミャンマー 日本の中古車輸出台数が1位に
2014年における日本のミャンマー向け中古車輸出台数は、16万437台と、前年比約19%の大きな伸びを示し、仕向け国別では2013年まで首位であったロシアを抑え、ミャンマーが首位となった。多い月では輸出台数が1万8000台を超えており、日本車の人気ぶりがうかがえる。日本の中古車 品質の高さから圧倒的人気
民政移管以前のミャンマーでは、外国からの中古車には高い関税がかけられていたために、車の所有者はごくわずかでであったものの、2011年の民政移管を機に、政府が中古車輸入の規制を緩和した。それ以降、中古車の輸入台数が大幅に増加し、特に日本の中古車は品質が高いことから圧倒的な人気を集めており、2012年からは、日本からの輸入台数は10万台を超えている。
中古車輸出関連企業 ヤンゴンに進出
ミャンマーでは民政移管以前、古い中古車が多くを占めていたことから、燃費の悪さ、安全性の問題や排気ガスによる環境汚染が問題化しており、その対策として、2011年より中古車の代替プロジェクトを進めている。また、中古車輸出関連で日本最大級である「タウ」が今年1月にヤンゴンに事務所を開設しているなど、ミャンマーにおける日本の中古車市場は盛んなものであるといえる。
外部リンク
中古車輸出の海外マーケット研究会
http://www.exguide.jp/
anngle
http://anngle.org/culture/lifestyle/japanese-car_01.html
JETRO 中古車の現地輸入規則および留意点:ミャンマー向け輸出
http://www.jetro.go.jp/world/asia/mm/qa/01/04A-021209
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