2015-02-05 15:00
経済
ホンネ調査でミャンマーが「一番開発コストを抑えることができる国」に!

「オフショア開発会社100社」に聞きました!
株式会社Resorzが運営するオフショア開発に特化したポータルサイト『オフショア開発.com』は、「実際、開発コストはどのくらいコストダウンできるのか?」を調査。その結果を発表した。近年では、日本企業のおよそ60%がオフショア開発を導入、または導入の検討をしているといわれ、一般的な開発手法の一つとして確立しつつある。
一方、海外のオフショア開発を利用することで、どの程度コストダウンに繋がっているのかという最新の現状を把握するのは困難だ。加えて、オフショア開発を導入した企業の事例や調査報告は散見できるが、委託先のオフショア開発企業の動向はあまり目にすることがない。
このような背景から、オフショア開発.comは独自のネットワークを活用し、オフショア開発企業へアンケート調査を実施し、オフショア開発企業の目線で“ホンネ”をまとめた。
一番開発コストを抑えることができる国は「ミャンマー」
調査対象のオフショア開発企業は、中国、ベトナム、インド、ミャンマー、フィリピン、バングラデシュ、インドネシアの7カ国から合計100社。質問内容は「実際、オフショア開発は、国内と比べてどのくらい(何%)のコストダウンができますか?」となっている。
コストダウンでは「日本国内と比べて31~40%は開発コストを削減できる」との回答が最多となっており、全体の平均は38.75%であった。
エンジニアの人件費だけを見ると、国内と比べて60%以上コストダウンすることが可能だが、通常、発注側の企業とオフショア開発企業との橋渡しをするブリッジSEの参画が必要となり、コストは上昇。しかし、全体を通すと平均40%前後のコストダウンとなる。
また、コスト削減率だけを見ると、一番コストを抑えられる国は「ミャンマー」という結果になり、人気の高い中国、インド、ベトナムを上回った。2位はバングラデシュ、3位ベトナム、4位インド、5位フィリピンと続く。
ミャンマーのポテンシャルの高さはこの調査結果でも証明され、今後さらなる日本企業の進出やオフショア開発の利用が活発になることが期待される。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
オフショア開発.com
http://www.offshore-kaihatsu.com/
株式会社Resorz
http://www.resorz.co.jp/
株式会社Resorzのプレスリリース
http://www.dreamnews.jp/press/0000106549/
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