2015-02-06 08:00
社会
ヤンゴンでコーヒーショップがブーム

カフェは新しい社会の象徴 中流階級の間で
民主化以降の数年間で、ヤンゴンには24.5件のコーヒーショップがオープンした。AFP通信が急成長するヤンゴンのカフェ事情について報じた。ヤンゴンに暮らす中流階級の間で、カフェブームが起こっている。木製のテーブルが並ぶにぎやかな音楽が流れるカフェで、コーヒーを飲みながら読書する人、スマートフォンを操作する人。
世界のどこにでもある極普通の見慣れた風景だが、ミャンマーでは新しい社会を象徴する風景でもある。
簡易的なインスタントコーヒーを提供するカフェが主流だが、利用するのは比較的裕福な層ばかり。彼らは軍事政権下には体験できなかった消費生活を楽しんでいる。
利用者は外国人から現地住民へ移行する傾向に
Nerbin Cafeチェーンはミャンマーで最も古く、ネピドーとマンダレーにも店舗を持つ。コーヒーは約2ドル。屋台で出される伝統的な飲み物の約10倍だ。オープン当初は、外国人居住者や観光客だけが利用していた。しかし、今では利用者のほとんどが現地で生活している人々だという。
カフェのディレクターは、今後3年間でミャンマーのコーヒー産業は急成長すると予測している。
4年前、外国から帰国しカフェをオープンしたオーナーは、地元の顧客集客のため、街角に座り通りを歩く人々をリサーチする。その会話からは、彼らがまだカプチーノも知らないということがわかる。しかし、テレビで放映される韓国ドラマなどからその存在が明らかになってきている。
彼は、
コーヒーの存在は、人々の流行への関心や向上心を高める効果もある。(Yahoo! Newsより)
と語っている。
(画像:Yahoo! Newsより)
外部リンク
Yahoo! News
http://news.yahoo.com/
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