ミャンマーニュース

1月27日に株式会社上組（以下「上組」）は、タイ・ミャンマー間の大貨物陸上輸送につて報告している。

上組は、タイ・ミャンマー間の国境間輸送において、これまでミャンマー側山岳地帯が悪路であることから海上輸送に頼っていた大貨物の輸送を陸上輸送に変更し、大幅なリードタイムの短縮と輸送コストの削減を実現した。

上組は昨年、タイ国内工場で生産された大型建設部材を陸路でミャンマーへ輸送し、従来の海上輸送では19 日かかっていたものが6 日間にまで大幅に短縮、全体の輸送費も約10％低減することができた。

さらに上組はミャンマーにおいて2014 年4 月に現地パートナーと合弁会社（Kamigumi-EFRLogistics (Myanmar) Co., Ltd.）を設立、合弁会社の車両を使用した陸運に特に力を入れており、今回の陸上輸送もこの合弁会社を起用している。

タイ国境のミャワディーでは、現在建設中のバイパス道路が2015 年中の完成予定である。

そのため、現在は不定期である陸上輸送サービスを将来的にはタイ現地法人と連携しミャンマー合弁会社の車両による定期運行化を構想している、今回の大型建築部材の輸送はこれらの物流を強く推進させる取り組みの一環でもある。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社上組
http://www.kamigumi.co.j