ミャンマーニュース

タイ最大手の企業グループであるサイアム・セメント・グループは、ミャンマーにおける建築需要の増加を見込んで、ミャンマーに建材店チェーンを展開する計画である。タイの企業が、ミャンマーにおいて建材店チェーンを展開するのは初めてであり、店舗はヤンゴンとマンダレーに開設する予定。

同グループは、セメント、建材の生産では東南アジア最大規模である。創業当初はセメントの生産から開始したが、現在の事業は、セメントを始め、化学、製紙、建設資材、流通と投資部門から構成される。

タイを拠点とし、海外の多くの国々にも進出している。進出先は、東南アジア各国のほか、中国、アメリカなど。

ミャンマーで建材店を展開するのは、サイアム・セメント・グループの子会社と関連会社が出資する合弁会社、グローバルハウス・インターナショナルである。

今年末には東南アジア諸国連合（ASEAN）経済共同体（AEC）発足が予定されており、各国への投資が見込まれることから、同社はミャンマーでの展開を足がかりとして、今後は、ベトナム・ラオス・カンボジアにおける事業を計画している。

外部リンク

Bangkok Post
http://www.bangkokpost.com/business/news/

サイアム・セメント・グループ　ホームページ
http://www.scg.co.th/landing/index_en.html