2015-01-23 08:00
社会
マンダレーで教育法案に対する学生デモ行進

学問の自由を抑制する法案に反対
1月20日、マンダレーで多数の学生によるデモ行進が行われた。学生は新しい教育法案を非民主的であるとして抗議している。昨年8月、政府が提示した法案は、大学のカリキュラムなどについて政府が主導権を握り、学問に関する管理を強化しようとするものであった。学生は、この法案を施行すれば学問の自由が抑制されるとして反対した。
また、教育に関する予算や学生組合の立ち上げについても変更するよう主張している。
15日間、各地を通過しヤンゴンを目的地に
教育法案改正を求める学生デモは昨年11月14日から4日間、ヤンゴンでも行われた。当局の許可を得ないまま数百名の学生が集まり、政府に対して60日以内に修正法案を提出するよう求めた。ミャンマー近代史において、政府に反対する学生デモは度々行われている。1988年のデモは軍隊によって暴力的に制圧され、多くの血が流れた。
今回のマンダレーでのデモは15日間を予定している。Myingyan、Pakkouku、Magway、Pyayを通過し、約575km離れたヤンゴンを最終目的地とする。必要があれば車も利用するという。
参加する学生の1人は、
私たちは取り締まりを恐れてはいない。私たちは武器を持っていない。もし当局が私たちを弾圧しようとするならば、ただ頭を下げるだけだ。(The Sun dailyより)
と語っている。
(画像:The Sun dailyより)
外部リンク
The Sun daily
http://www.thesundaily.my/
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