2015-01-08 21:00
学術
宮崎大学が教育拠点となる「ヤンゴンオフィス」を開設

サクラ-パダウセンター
2014年12月30日に宮崎大学の菅沼学長をはじめとする関係教職員がミャンマーを訪問し、同校のヤンゴンオフィスをヤンゴンコンピュータ大学フラインキャンパス内に開設した。日本とミャンマーの外交関係樹立60周年にあたる2014年に開設されたことから、末永く良好な関係を築きつつ繁栄できるようにとの願い込めて、オフィスの名前は両国を代表する花「サクラ」と「パダウ」から「サクラ-パダウセンター」と名付けられた。
開設の式典にはAung Kyaw Myat科学技術副大臣も出席。同大臣は、国際協力における取り組みについての感謝と、ミャンマーの教育発展に積極的な宮崎大学への期待を表明した。
グローバルな人材を育成
サクラ-パダウセンターには現地スタッフをおき、宮崎大学だけでなく日本国内の大学の魅力を積極的に発信していく。また、相互の教職員や学生の交流窓口としての役割も果たす。加えて、ミャンマーの国際的な教育拠点として、工学分野をはじめ医学、農学などの分野でも学際的な交流をスピードアップさせる狙いがある。
センターの最終的な目的は、高度な技術と知識をもったグローバルな人材を育てていくことだ。
ミャンマーのみならず日本でも政治や経済の改革が急速に進み、高等教育の充実やそれを担う教員の育成が差し迫った課題である。そのため、このような取り組みは、両国にとって貴重な財産になっていくことだろう。
(画像はトピックスより)
外部リンク
宮崎大学
http://www.miyazaki-u.ac.jp/
宮崎大学のトピックス
http://www.miyazaki-u.ac.jp/topics/20141230
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