2015-01-08 23:00
社会
違法伐採で142人を逮捕 3分の2が中国人

麻薬やトラックを押収
ミャンマー軍による違法伐採の取り締まりで違法伐採者142人が逮捕されたことが6日、明らかとなった。軍新聞「ミャワディ」の情報によると、逮捕された約3分の2は中国人だという。軍当局は、伐木運搬トラック436台、覚せい剤や生アヘン、中国の通貨を積んだピックアップトラック14台を押収。逮捕された数人は、ミャンマー少数民族カチン独立組織による伐採ライセンスを保有していたことが分かっている。
森林面積が58%から47%に縮小
ミャンマーにおいて、貴重なチーク林での違法伐採は大きな問題となっている。特に、政府による監視が行き届いていない少数民族による組織が支配している地域で顕著となっているようだ。森林局は、「このような地域では軍が行動を起こすしか手立てがない」と語る。公式の統計によると、1990~2010年の間にミャンマーの森林面積は、国土の58%から47%まで縮小されたという。
中国人の逮捕に関して、7日付China Radio Internationalオンライン版は、
「中国大使館は事実の確認を急いでいる。また、中国政府は、中国国民の正当な権利と利益を保護することを促した」
(China Radio Internationalオンライン版より引用)
ことを報じた。(China Radio Internationalオンライン版より引用)
(画像はイメージです)
外部リンク
FreiePresse:Militärschlag gegen illegale Holzfäller in Myanmar
http://www.freiepresse.de/artikel9079325.php
China Radio International:Mehrere Chinesen in Myanmar verhaftet
http://german.cri.cn/3185/2015/01/07/1s228628.htm
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