2015-01-08 20:00
社会
ミャンマーに学校建設支援 イオンの取り組み

イオングループ ミャンマーで学校建設支援活動実施
イオングループは、1989年にイオンワンパーセントクラブを設立。グループ企業各社が拠出した税引き前利益の1%を使って、環境保全、国際的な文化・人材交流・人材発展、地域の文化・社会の進行を柱にさまざまな活動を行っている。2000年からは、教育施設が不足している東南アジア各国で学校建設を支援しており、日本ユニセフ協会と共同で(ベトナムを除く)カンボジア・ネパール・ラオス・ベトナムでの学校建設を支援してきた。現在は、ミャンマーにおいて学校建設の支援活動を行っている。
2015年までに30校建設予定
ミャンマーの学校校舎は、場所によっては崩れかけており、また、農村部においては、土の床やわらぶき屋根の建物を使用している。校舎のない地域では、青空教室が行われている。さらに、学用品が不十分であること、教師の水準が低いこと、学校自体に水道やトイレなどの基本的な設備が整っていないことから、中途で学校をやめてしまう子供たちも多い。そのような現状から、イオンワンパーセントクラブでは、2012年から2015年までの間に、ヤンゴン・ラインタヤー地区にて30校の小学校を建設を予定している。
「新しい校舎ができてうれしい」 現地からの声
昨年3月に、第37小学校、べーチャウン小学校などが完成した。現地の人たちからは、雨風に影響されることなく安心して授業を受けることができる、子供たちの教育レベルの向上が期待できる、なによりも新しい校舎ができたことがうれしい、などの声が上がっている。開校式に参加した日本人からも、子供たちが元気そうにしているのを見て、学校という場所が大切であることを実感した、ミャンマーの文化や自然に触れることができ、また日本の素晴らしさにも気がつくことができた、などの声があり、学校建設を通じて、両国間の交流も深まっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
一般財団法人 イオンワンパーセントクラブ
https://www.aeon.info/1p/international/school/future.html
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