2014-12-25 19:00
社会
反政府運動家の歌手、ミャンマーに入国できず

ニューアルバムリリース、難民キャンプでコンサートの計画も
シンガーソングライター Moon Aung氏が、バンコクのビルマ大使館から入国ビザの申請を拒否された。彼の歌を楽しみにするミャンマーのファンは、コンサート開催を待たなければならない。Aung氏は1988年、当時のビルマ学生民主戦線(ABSDF)に所属し、タイ国境での暴動に参加した。反政府運動家としてミャンマーを追放され、現在ノルウェイのパスポートを所有し、家族と同国に暮らしている。
最近、ニューアルバム「レインドロップス・オブ・ピース」をリリースし、ミャンマーでも発売したいと考えている。また、カチン州の難民キャンプでチャリティーコンサートを行う計画も立てているという。
革命の歌、学生や活動家から支持
Aung氏は「バトル・オブ・ピース」、「ウェイ・トゥ・フリーダム」、「テンペスト・オブ・ブラッド」など、革命をテーマにした歌を歌い、有名になった。当時、このような歌を歌うことは違法であったが、学生や自由を求める活動家たちからは絶大な人気を得ていた。
Aung氏は、
音楽を発表するのに検閲や許可は必要ないと聞いている。アルバムのリリースが20年前より簡単であることを願っている。(Voice of Americaより)
と語っている。
(画像:Voice of Americaより)
外部リンク
Voice of America
http://www.voanews.com/
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