2014-12-27 12:00
経済
ミャンマー初の管理型最終処分場を建設、環境・リサイクル事業に進出

廃棄物処理事業を行う新会社を設立
DOWAホールディングスは、12月25日、子会社のDOWAエコシステムがミャンマー連邦共和国ティラワ経済特区において廃棄物処理事業を行う子会社を設立したことを発表した。DOWAエコシステムは、日本や東南アジア、中国で廃棄物処理や金属リサイクル、土壌浄化事業などの環境・リサイクル事業に取り組んでいる。
現在、経済開放政策が進むミャンマーでは、今後、工業系廃棄物の発生量が増大し、廃棄物処理能力や適正処理を確保する必要性が高まると考えられることから、今回、同国での事業開始を決定したという。
新会社の概要
新会社「GOLDEN DOWA ECO-SYSTEM MYANMAR CO., LTD.」では、米国環境保護庁の構造基準に準拠した、ミャンマー初の「管理型最終処理施設」を建設する計画だ。その施設では、廃棄物処理(最終処分、中間処理、収集運搬、リサイクルなど)に加え、排出企業からの収集運搬、廃棄物の性状に応じた中間処理やリサイクルなど、総合的な廃棄物管理サービスを提供していく方針である。
なお、事業開始は2015年10月を予定しているという。
環境問題の解決に貢献
DOWAエコシステムは、これまで培った豊富な技術と経験を活かし、ミャンマーの持続的な産業発展に貢献していく考えだ。また、引き続き成長が見込まれるアジア地域において、多様化する環境問題の解決に取り組むかまえである。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
DOWAホールディングス ニュースリリース
http://www.dowa.co.jp/jp/ir/pdf/news2014/release141225.pdf
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