2016-03-04 21:00
社会
9月より、たばこのパッケージに健康被害の表記義務づけへ

ミャンマーの喫煙率は26.1%に
ミャンマー保健省は、9月1日より同国内で販売されるたばこについて、パッケージに健康被害の警告文と、たばこの健康被害をイメージするイラストの記載を義務づけると発表した。2014年の調査によると、ミャンマーの喫煙率は26.1%であるという。また、男性の喫煙率は43.8%、女性の喫煙率は8.4%であるという。なお、喫煙者のうち約80%は毎日喫煙しているとされる。
同国ではたばこの消費量が多く、喫煙による健康被害も多く見られるのが現状だ。
たばこの危険性について、さらなる喚起が必要との声も
たばこのパッケージに記載される警告文とイラストは、パッケージ全体の75%の範囲に記載するものとしている。また、イラストについては、国民の意見をもとに10種類の中から選ばれる予定だ。さらに、たばこの表記では、「低タール」「ライト」「ウルトラライト」「マイルド」など、曖昧な表記については、記載を禁止することとした。
同国の博士は、保健省の発表を評価したが、博士は、中国製のたばこが安く簡単に入手できる現状があることから、たばこの危険性についてさらなる喚起が必要であるとの考えを示した。
外部リンク
MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/19246
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