2016-02-19 21:00
経済
【日産自動車】年内にミャンマーで初の自動車生産を開始

新工場完成までタンチョンの施設で生産
日産自動車株式会社(以下「日産」)は2月17日、マレーシアで日産車の組み立てや販売を手がけるタンチョンモーターグループ(Tan Chong International Limited、以下「タンチョン」)と共同で、日産初となるミャンマーでの車両生産を開始することを発表した。同日バゴー地区で行われた式典には、日産とタンチョン両社の役員をはじめ、現地バゴーの政府関係者も出席。同地区での土地賃借契約を結んだという。
日産はバゴー管区に新しい生産工場を建設する予定で、約300名の従業員を雇い入れ、年間1万台を生産する。
日産は今年中にタンチョンの既存施設に車両生産ラインを新設し、小型セダン「サニー」の生産を開始。新工場完成後に、生産を移管する予定となっている。
全てで協力する日産とタンチョン
日産は2013年にミャンマー国内で自動車の販売を開始。SUV、セダン、ピックアップトラック、商用バン、マイクロバスを販売しており、これに「サニー」が加わることになる。ミャンマーでの生産に向け、現地従業員へスキルを提供する取り組みの一環として、現在、200名ほどの従業員がマレーシアにあるタンチョンの工場でトレーニングを受けているという。
また、両社は既存のオフィスやデーラーを含むネットワーク拡大でも協力して取り組んでいく。
タンチョンはマレーシアをはじめ、シンガポール、ベトナム、カンボジア、ミャンマーなどで日産車の独占販売権を有している。
(画像は日産自動車株式会社より)
外部リンク
日産自動車株式会社
http://www.nissan.co.jp/
日産自動車株式会社のプレスリリース
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS
タンチョンモーターグループ
https://www.tanchong.com/
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