2016-02-15 04:15
社会
ミャンマーのインスタントコーヒー工場、不当物質混入の疑いで調査

人気ブランド含む12ブランドの原材料サンプルを調査 結果は1週間後
ミャンマー食品医薬品(FDA)は、12件のインスタントコーヒー製造工場に対し、医療過誤の疑いがあるとして調査を開始した。調査は、FDAと、消費者保護協会、消費者連盟および市開発委員会など複数の組織が共同で行う。調査機関は、工場内でココナツの殻とタマリンドの種をインスタントコーヒーに混ぜているという情報を受け、ヤンゴン工業地域にある工場を予告なしに訪れ、調査を行った。
コスト高になることから噂の信憑性には疑問視も
調査チームのZin Zin Nwe氏によると、チームは工場で原材料のサンプルを集め、不適切な物質が含まれていないか実験室で調査を行ったという。ココナツの殻やタマリンドの種をミックスすると、一般的な原材料での製造よりコストが高くなることから、この情報を疑問視する見方もある。調査結果は1週間ほどで明らかになる予定だ。
ヤンゴンでは、Super、Premier、Sunday、Gold Roast、Mikkoなど、12のインスタントコーヒーブランドが登録されている。調査機関は休業中の1社を除き、全てのコーヒーブランドを調査した。
1997年に制定されたミャンマー国家食品法では、食品の製造、輸入、輸出、販売における工程に、有害な可能性を含む物質を混入した場合は、30万チャットの罰金、または3年の拘留を科すことが定められている。
(画像:The Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.com/
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