2016-01-30 11:00
政治
ミャンマー国会、コンドミニアム法を可決

外国人投資家、建物の40%所有を認める
1月22日、ミャンマー国会により、3年前から決定が待たれていたコンドミニアム法が可決された。法案承認により、コンドミニアムの40%を外国人オーナーが所有できることになる。コンドミニアム法は、6階建てで約1858平方メートル以上の敷地に建てる建物が対象となる。建設省が、建物の階数や駐車場数、建築に使用する技術や素材、セキュリティ面の対策などを指定する。
また、コンドミニアムのオーナーは、土地とアパート両方の所有権を持つ者とする。外国人オーナーはコンドミニアムに投資することができるが、管理することはできない。
課題多いが不動産市場の活性化に期待
コンドミニアム法の詳細は複雑で、明確化されていない。既存のコンドミニアムに新しい法を適用させるかという問題もある。コンドミニアム法の施行には現行の会社法の改正も必要となる。しかし、今後外国人投資家によるオーナーが増えることで、不動産市場の活性化が期待される。
建設業界の実力者であるU Khin Shwe氏は、
外国人投資家へ40%の販売が許可されれば不動産市場は向上し、多くの仕事が生まれることになるだろう。(Frontier Myanmarより)
と述べている。
(画像:Frontier Myanmarより)
外部リンク
Frontier Myanmar
http://www.frontiermyanmar.net/
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