2016-02-07 00:00
経済
ミャンマー、ラオスから電力輸入を計画

ミャンマーが、ラオスから設備容量300MWの電力を輸入する。
第10回党大会において、ラオスエネルギー鉱山省書記のDr Khammany Inthirath氏は、ミャンマーへの電力輸出は今年中にも行われると報告した。ラオスエネルギー鉱山省のViraphonh Viravong副大臣によれば、2ヶ月前、ミャンマー政府からラオスに対してプロジェクトの提案があり、現在、詳細を検討中だという。輸出はラオスのLuang Namtha地域に近いミャンマーの村を対象に、少量から始める。
ラオス、ASEAN諸国の電力供給安定に貢献
ラオスは、2015年、38の発電所を建設。設備コストは100億ドル、容量はトータルで6265MWとなる。さらに、2017年までに国内南部地域に4つの水力発電所の建設を計画している。電力はミャンマーの他ベトナム、タイ、カンボジアに輸出される。シンガポール、マレーシアへの送電もう拡大も進められている。
ASEAN Power Grid(APG)は、2020年までに、ASEAN諸国の電力供給安定化を目指し、余剰発電能力を持つ国から電力が不足する国への輸出を進めている。
ラオスはこの計画を実現するための大きな資源を保有しており、化石燃料利用削減と温室効果ガス排出の削減に期待されている。
(画像:Mizzimaより)
外部リンク
Mizzima
http://mizzima.com/
The Nation
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