2016-02-05 19:00
経済
日本生産性本部、ミャンマー産業界の生産性向上を目指す取り組みを開始

ミャンマー工業省、商工会議所連合会と協力 2016年内に本部を設立
2月3日、公益財団法人日本生産性本部は、ミャンマーの「生産性本部」設立を支援する事業を開始すると発表した。産業界の生産性向上を推進することが目的である。この事業には、ミャンマー工業省、ミャンマー商工会議所連合会(UMFCCI)が協力する。UMFCCIは約2万7000社の加盟企業があり、ミャンマー産業界や政府に強いネットワークを持っている。
2016年内に、ミャンマー国内の生産性向上を目指し「ミャンマー生産性本部」を設立するとともに、その活動を支援する方針だ。
コンサルタントの育成、生産性向上の普及啓発を目的に
コンサルタント事業や、生産性向上への取り組みなどの体制を整えるため、2月より日本人専門家が現地へ派遣されている。事業の目標は、「活動指針策定」「企業で生産性向上を指導するコンサルタントの育成」「生産性向上のメリットとその手法の普及啓発」「生産性向上の概念と、5S・カイゼンなどの手法を理解した人材の育成」「モデル企業へのコンサルティング活動」「生産性指標を提供する仕組みの構築と調査」の6点となっている。
この事業は、日本政府による日・ASEAN統合基金によって運営される。
(画像:公益財団法人日本生産性本部ウェブサイトより)
外部リンク
公益財団法人日本生産性本部
http://www.jpc-net.jp/
公益財団法人日本生産性本部/調査研究
http://activity.jpc-net.jp/detail
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