2016-01-22 18:00
社会
マレーシアで季節労働者向けビザ値上げ ミャンマーの労働者も影響か

ビザ料金は10倍近い値上げに
1月18日、マレーシアで外国人の季節労働者受け入れを行う「ワンストップサービスセンター」が、季節労働者向けのビザ料金をこれまでの6ドル(約700円)から、サービス料込みで57ドル(約6600円)に値上げした。それを受け、ミャンマーの労働局はマレーシアへに抗議する意味を含め、今後、ミャンマーの労働者を新たにマレーシアに送らない方針を固めた。
季節労働者向けのビザ料金値上げは、マレーシア政府の承認を得たもので、マレーシア人の雇用を優先するためのものと見られている。
なお、値上げの対象となる国は、ミャンマーのみならず、マレーシア周辺のインドネシアやバングラデシュのほか、インドや中国なども含まれる。
マレーシアで働くミャンマー人は40万人程度
在マレーシア・ミャンマー大使館によると、マレーシアでは約40万人のミャンマー人季節労働者が働いているとされているが、そのうち約10万人は不法入国によるものと見られている。不法入国した労働者らは、よりよい賃金を得ようと、長時間労働や危険度の高い労働に従事しているとされている。
外部リンク
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/18531
Anadolu Agency
http://aa.com.tr/en/world/myanmar-halts-sending-workers
Dau Aung San Suu Kyi’s pages
http://dassk.org/index.php?topic=11180539.0
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