2016-01-28 20:00
社会
ミャンマーで季節外れの大雨 農作物の収穫に影響も

降り始めからの雨量が約150mmとなった所も
1月のミャンマーは本来乾期であるが、ここ数日、国内の各地で強い雨を観測している。ミャンマー気象水文局によると、ヤンゴンでは2日間にわたって雨が観測されたという。1月27日は、特にエーヤワディ・デルタ地域、モン州およびタニンダーリ地域の沿岸部で大雨となり、エーヤワディ地域Labutta郡区では降り始めからの雨量が約150mmになったという。
なお、シャン州とカヤー州では今後も雨が続く予報が出ているほか、29日は、国内の広い地域で雨が予想されている。
同局によると、昨年1月も多少の雨は観測されたものの、今年は昨年と比較すると雨の降り方が激しいという。
雨による収量の減少が懸念される
季節外れの雨は農作物の収穫にも影響が出ている。バゴー地域やエーヤワディ地域では、緑豆(リョクトウ)を収穫する時期を迎えているが、降り続く雨の影響により収量の減少が心配されている。1月23日から24日にかけて、アジア各地では厳しい冷え込みに見舞われた。台湾や香港では山沿いを中心に雪が観測されるほど冷え込んだほか、タイの首都バンコクでも気温が16度まで低下した。
外部リンク
MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/yangon/
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