2016-01-08 12:00
経済
欧州ロヒンギャ族グループが経済特区計画を非難

遅延するラカイン州Kyaukphyu経済特区について計画再考を要求
ヨーロッパのロヒンギャ族イスラム教徒グループが、長い間開発が遅れているラカイン州Kyaukphyu経済特区の計画を非難している。1月5日、Anadolu Agencyが報じた。政府は、Kyaukphyu地域に暮らすロヒンギャ族の権利や機会、保障についてアクションを起こすとしていた。しかし、ヨーロピアン・ロヒンギャ・カウンシルの代表Mohamed Ibrahim氏は、権利などを検討する前に工業団地建設計画について再考するよう議員に求めた。
Ibrahim氏はAnadolu Agencyの取材に対し、
ロヒンギャ族は政府から国民として認められていない。ロヒンギャ族がこの開発による恩恵を受けることは何もない。
ミャンマー政府は私たちを分裂させ、ラカインの人々を従わせようとしている。(Anadolu Agencyより)
ミャンマー政府は私たちを分裂させ、ラカインの人々を従わせようとしている。(Anadolu Agencyより)
と答えている。
農業・漁業の静かな暮らし 開発による恩恵なし
Kyaukphyu地域には、およそ20万人が農業や漁業を営みながら静かに生活している。しかし近年、天然ガスや石油パイプラインの開発などが進み、人々の生活領域が脅かされている。経済特区は中国のCITICグループが開発している。Ibrahim氏は、
ASEANは中国とインド、そして仏教にコントロールされている。彼らは私たちのことを気にかけていない。(Anadolu Agencyより)
と述べている。
(画像:Anadolu Agencyより)
外部リンク
Anadolu Agency
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