ミャンマーニュース

インド北東部のミャンマーとの国境付近で現地時間1月4日午前4時35分、マグニチュード6.7の大地震が発生した。

米国地質調査所（US Geological Survey：USGS）によると、震源地はミャンマー・バングラデシュと接するインド国境の町インパール（Imphal）から西に29Kmの地点で、震源の深さは55Km。揺れは約1分間続いたという。

USGSは当初、マグニチュード6.8としたが、その後6.7に修正した。また、インド気象庁は震源の深さをUSGSの発表より浅い17Kmと報告。情報が錯綜していることが伺える。

インパールから約1,180Km離れたミャンマーの最大都市ヤンゴン（Yangon）でも揺れは感じたようだが、首都ネピドー（Naypyidaw）のミャンマー気象庁によると、国境付近での被害や犠牲者は報告されていないという。

インパールの警察によると、今回の地震による被害は4日現在、死者6名、負傷者100名以上で33名が重傷者だという。

また、約27万人が暮らすインパールでは、多くの建物の壁や階段、屋根の一部などが崩壊。インパール内の病院も地震の被害を受けている。

一方、バングラデシュのメディアによると、3名が心臓発作で死亡、少なくとも90名が負傷したという。

また、首都ダッカ（Dhaka）の警察は、4階のバルコニーから飛び降りた40名が病院で治療を受けていると報告している。

多くの人々はパニックで家から飛び出したと見られるが、捜索活動が進む中、被害の拡大が懸念される。

（画像はABCより）

外部リンク

Magnitude-6.8 earthquake hits near India-Myanmar-Bangladesh
http://www.abc.net.au/

Strong 6.7 quake hits near India-Myanmar border
http://www.thesundaily.my

Earthquake hits Imphal, India, near Myanmar border
http://www.cnbc.com/