2015-12-24 07:00
経済
DOWAエコシステム、ミャンマー初の廃棄物最終処分場を完成

ティラワ特区内で高まる廃棄物処理場 政府や進出企業が期待
12月17日、DOWAホールディングス株式会社は、同社子会社であるDOWAエコシステム株式会社がミャンマーに同国初の管理型最終処分場を完成させたことを発表した。処分場はティラワ経済特別区内に設立された。廃棄物の受け入れおよび処理事業は、DOWAエコシステムの子会社、GOLDEN DOWA ECO-SYSTEM MYANMAR CO., LTD.が行う。DOWAエコシステムは国内、東南アジア、中国で廃棄物処理や金属リサイクル、土壌浄化などの実績を持っている。
ティラワ経済特別区は2015年6月、先行開発区域第1期が完成。企業進出に伴い工業系廃棄物の発生量が増加し、適正な廃棄物処理を確保する必要性が高まっている。
これまで、ミャンマーには国際的基準を満たす最終処分場がなく、今回の処分場完成はミャンマー政府や進出企業から高い期待を受けている。
特区内だけではなく国内の工業系廃棄物総合管理を
処分場は総面積約42万平方メートル。処分容量は第1期約9万立方メートル。今後はティラワ経済特別区内だけではなく、ミャンマー国内全体の工業系廃棄物の受け入れを進めていく。また、廃棄物最終処理の他、収集運搬、廃棄物のリサイクルなど、総合的な廃棄物管理サービスの提供も行う。
同社は、多様な業種からの廃棄物処理を通じて、ミャンマーの持続的な産業発展に貢献していく意向だ。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
DOWAホールディングス株式会社
http://www.dowa.co.jp/
DOWAホールディングス株式会社/ニュースリリース
http://www.dowa.co.jp/jp
DOWAエコシステム株式会社
http://www.dowa-eco.co.jp/
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