2015-12-23 22:00
社会
ユネスコとパナソニック バガン遺跡周辺の無電化地域で教育支援実施

ユネスコとパナソニック 2件の共同プロジェクトを開始
電機メーカー大手のパナソニックは12月22日、ユネスコと共同でミャンマー・バガン遺跡周辺の無電化地域における次世代教育を支援すると発表した。ユネスコとパナソニックは11月に基本合意を締結しており、同遺跡周辺地域において、LED照明付き小型蓄電システム寄贈プロジェクトと教育支援プロジェクトの2件の共同プロジェクトを開始した。
照明付き蓄電システムの寄贈と教育支援を実施
前者のプロジェクトにおいては、日中太陽電池で蓄電し、夜間に照明として活用できるLED照明付き小型蓄電システム、「エネループ ソーラーストレージ」を500台寄贈する。同遺跡周辺の無電化地域に暮らす若者は、明かりの少ない教室で学習せざるを得ない状況であるが、同製品の寄贈により、学校で照明が利用できることから、いつでも学ぶことが可能となる。
後者のプロジェクトにおいては、ミャンマーを支えるリーダーの育成に向け、同国の教育省とともに科学や社会など3つの分野を網羅したカリキュラムを作成する。作成されたカリキュラムは、同遺跡周辺の若者、教育者などを対象として、今後2年間にわたり教育が実施される。
次世代の子供達のために、環境教育プログラムを展開
そのほか、パナソニックが提供する「エコ・ラーニング・プログラム」との連携により、環境教育プログラムを展開する計画だ。これにより、同国の次世代の子供達が、環境に対する意識を高められるとしている。ユネスコとパナソニックは、同国の若者の学問習得における支援、および社会的責任の習得に関する支援を実施することで、同国の持続可能な発展に貢献していきたいとしている。
外部リンク
Panasonic(プレスリリース)
http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/12/
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