2015-12-16 10:00
学術
日立、ヤンゴン情報技術大学にラボラトリを設立

IT人材の育成を目的に講座を開催
12月14日、株式会社日立製作所は、ヤンゴン情報技術大学(UIT)にラボラトリを設立したことを発表した。同社は「日立ミャンマーラボラトリ」でUITの教員や学生を対象とする講座を開講し、講座運営に必要なサーバなどのITプラネットフォームを提供する。
ミャンマー科学技術省は2012年より、UITをIT人材の育成を目的とする研究拠点(COE)と位置づけ、政府や民間企業における情報技術の最高責任者(CIO)の教育に取り組んでいる。日立は、2013年からこの活動に協力し、UIT教員の日本での研修プログラムなどを行っている。
ラボラトリの設立は、IT人材育成を大きく進歩させる拠点となり、今後のミャンマーの成長を支えていくことが期待される。
最先端の技術を提供し、ミャンマーの社会・経済成長に貢献
ラボラトリでは、UIT教員と大学院修士課程の学生を対象に、2週間の講座を毎年4回開催する。初年度はITシステムやデータセンターの運営管理、次年度以降は、社会インフラ分野におけるIoTやビッグデータの利用法などを学びながら、ITシステムを活用して社会的な問題を解決できる人材育成を目指す。日立グループは、1958年、水力発電所の発電機器納入以来、長年ミャンマーのインフラ整備に貢献している。今後もミャンマーの人々とともに「協創」の取り組みを進め、社会・経済の発展と成長に貢献していく意向だ。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
株式会社日立製作所/ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00