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2013-05-03 23:00
その他
ダライラマの声も届かず?反イスラム教の暴動
ダライラマの平和への願いのコメントからわずか10日
ミャンマーの仏教徒とイスラム教徒との関係は、3月に少なくとも43人の犠牲者を出す状況に陥っていたが、これに対して、ダライラマが、こうした争いを一刻も早く終わらせるようにとの願いを発表した。4月24日のことである。北インド、ダラムサラがABCニュースに発表した内容によると、ダライラマは今回の暴動に心を痛めており、僧侶であるものは許し、忍耐、慈しみなどを身につけていなければならないとしている。
大変悲しいことだ。いかなる宗教でも、愛や慈しみ、許しといったことを説いている。それにもかかわらず、宗教に携わる人たちが、互いに異なるものを信じていることを理由に、傷つけあうというのは、あってはならないことだ(ABCニュース)
との言葉を伝えた。
4月30日、1名死亡、9名負傷の暴動が
しかし、4月30日に、ヤンゴンから100キロほど離れたオアッカン(Oakkan)の町で再度暴動が勃発した。5月2日の報道では、1名が死亡、9名が負傷。すでに18人が逮捕されたとのことだが、オアッカンのモスクは破壊され、4つの村で約80件の家が焼き尽くされたという。AFPによれば、オアッカンのイスラム教徒たちは、今後も仏教徒からの攻撃があるという噂があるとして、不安な日々を過ごしているという。
外部リンク
Dalai Lama Pleads for Myanmar Monks to End Violence Amid Damning Rights Report
http://abcnews.go.com/International/
One dead after fresh Myanmar anti-Muslim riots
http://www.afp.com/en/node/920833
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