2015-12-19 03:00
社会
ヤンゴンの縫製工場で労働者がストライキ

生産目標に達しなかったことを理由に給与半額
12月14日、ヤンゴンの縫製工場で働く人々が、給与の正当な支払いを要求するストライキを起こした。抗議行動を起こしたのは200名以上の縫製に従事する女性。11月、縫製工場は、労働者の責任により生産目標に達しなかったとして、給与を半額しか支払わなかったという。
ストライキ開始後、労働者は通常生活している寮の使用を禁止されている。
平均月給100ドル以下 基本給では最低限の生活を維持できず
実態については労働者の権利を守るグループであるOxfamが調査を行っている。Oxfamのアドバイザーは、
労働者が多くの仕事を与えられていることがわかった。縫製工場では週70時間以上の拘束時間があり、労働者の健康や家族との生活に支障がある。(The Nationより)
と述べている。
縫製工場の平均月給は残業代やボーナスを含め、およそ100ドル以下。多くの人々が週6日、1日11時間以上働く。75%の労働者は、生活に最低限必要な食糧や医療などをそろえる収入を得ていない。
アドバイザーは、
多くの労働者が生活のために借金をしている。彼女たちは基本給の半分以上を住居に費やしている。90%の労働者は貯金ができない状況だ。(The Nationより)
と述べている。
(画像:Radio Free Asiaより)
外部リンク
Radio Free Asia
http://www.rfa.org/
The Nation
http://www.nationmultimedia.com/
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