2015-12-01 10:00
政治
岸田外務大臣がNLD幹部にスーチー氏の訪日を要請

スーチー氏の早期訪日を求める
外務省の招へいで訪日中のミャンマー国民民主連盟(NLD:National League for Democracy)の中央執行委員会メンバー兼スポークスマンであるニャン・ウィン(Nyan Win)氏が11月27日、岸田外務大臣を表敬訪問。約25分間の会談で岸田外務大臣は、NLDがいくつもの難事を乗り越え、11月8日に行われた総選挙で圧倒的な勝利を収めたことに対し、祝辞を述べた。
また、多くの支持を得たNLD政権の安定がミャンマーの将来にとって重要であり、日本国政府はミャンマーの平和と繁栄に向けた取り組みに対し支援する旨を伝達し、NLDとの連携の重要性に言及。
さらに、ミャンマーの民主化と発展及び両国の関係強化に向けた意見交換を行うために、アウンサンスーチー議長の訪日を早期に実現したい考えを伝えた。
加えて、今後の新体制発足や政権移譲に対しても、意欲的に役割を果たす意向があることを告げている。
日本の投資や技術を歓迎
ニャン・ウィン氏は岸田外務大臣に対し、アウンサンスーチー議長の訪日招待に感謝を示し、また、これまでの日本政府の支援に対しても感謝を示した。さらに、今後のミャンマー発展には日本の投資や技術が重要であると明言。NLD政権が経済を重視し、投資に対する保障のあり方を模索しているという発言もあった。
また、この他にはミャンマー国内の和平に関しても話し合いが行われたとみられる。
尚、ニャン・ウィン氏は京都への訪問を含め、12月3日まで滞在する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
外務省
http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html
外務省のプレスリリース
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/
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