2015-12-05 12:00
社会
バングラデシュ国籍を持つ難民、ミャンマーから送還

海上国境付近で保護された難民 送還プロセスが終了
12月2日、難民としてミャンマーに滞在していたバングラデシュ人約50名が、バングラデシュに送還された。今年5月から6月、ベンガル湾とアンダマン海に数百名の難民が漂流した。ミャンマーでは、この6か月間に700名以上の難民を6回にわたって帰還させている。ミャンマーのバングラデシュ大使館は今回の送還が最後となり、これで送還プロセスは終了と述べている。
国際機関とミャンマー政府、バングラデシュ政府が連携
ミャンマーとバングラデシュの海上国境付近で、800名以上の難民が5月に2回、6月に1回、ミャンマー当局に救出された。そのうちの多くはバングラデシュ国民と認められ、バングラデシュに送還された。送還プロセスは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国際移住機関(IOM)がサポートし、ミャンマー外務省、バングラデシュ外務省、バングラデシュ軍、バングラデシュ警察、国境地点の地方区管理局などが連携して行った。
バングラデシュ外務省大臣は、ミャンマー政府や国際機関のサポートに感謝を述べた。また、今後、バングラデシュ政府がバングラデシュ国籍を持つ者に対して、どんな状況や場所においても、迅速な送還に関する責任を持つと証言した。
(画像:Mizzimaより)
外部リンク
Mizzima
http://www.mizzima.com
Dhaka Tribute
http://www.dhakatribune.com
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