2015-11-14 10:00
社会
シャン州で国軍と北部シャン州軍が武力衝突

10月の国軍による爆撃 国軍幹部銃殺の報復か
ミャンマー総選挙後の11月9日、シャン州Wan Hai郡区ではミャンマー国軍と北部シャン州軍による武力衝突で、住宅や寺院が破壊された。住宅の住民と寺院の僧侶は避難していたため、けが人はなかった。シャン州では10月にも武力衝突が行われたばかりである。シャン州では10月10日朝、国軍が2機の軍用機で北部シャン州軍とシャン州進歩党が入居する本部の建物を爆撃した。シャン州進歩党の党員が国軍の幹部を銃殺したことによる報復とみられる。
9日夜にも国軍と北部シャン州軍が武力衝突
10月に引き続き、11月9日夜にも2機の軍用機が北部シャン州軍とシャン州進歩党の本部を爆撃した。また、北部シャン州軍は国軍のTatmadawの拠点と警察署への攻撃を行った。数週間にわたる武力衝突により、約7000人ものWan Hai郡区の住民は同郡区を離れて避難している状況だ。
10月15日、8つの少数民族武装勢力とミャンマー政府は全国停戦協定(NCA)に合意した。しかし、シャン州進歩党と北部シャン州軍は現在も全国停戦協定に合意していない。
外部リンク
ELEVEN MYANMAR
http://www.elevenmyanmar.com/local/flash-fighting
MYANMAR TIMES
http://www.mmtimes.com/index.php/national-news/17539
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