2015-11-14 13:00
社会
フォークリフト運転者育成へ 日本通運 ミャンマーでフォークリフト研修実施

研修にあたり、日本から指導員を派遣
日本通運は11月12日、10月29日にヤンゴン市内でミャンマー国際貨物利用運送協会(以下、MIFFA)と協力し、現地物流企業向けのフォークリフト安全運転技能研修を実施したと発表した。同研修には、MIFFA会員企業の従業員とミャンマー日通従業員合わせて39人が参加した。なお、実技訓練のコースに立てる樹脂製の資材が同国では手に入りにくいことから、研修を行うにあたって、受講予定者が樹脂製の資材を手作りで作成した。
研修では、日本から同社のフォークリフト指導員が派遣され、フォークリフトに関する基礎知識や運転操作、事故の事例や点検方法などについての指導が行われた。受講生らはフォークリフトの運転方法が初めてということもあり、指導員の模範実技を真剣な表情で観察していた。
フォークリフトを操作できる人材の育成が急務
ミャンマーは経済発展が著しく、同国内の物流は活発化しているが、現在も荷役作業の多くは人力によって行われている。同国内の物流量の増加に対応するためには、物流の近代化を図り、フォークリフトを普及させることが不可欠だ。また、同国においてフォークリフトを操作できる人材を育成することが急務となっている。
日本通運は、今後もフォークリフト安全運転技能研修を実施することで、安全かつ効率的な荷役作業を同国内に普及させていき、同国の物流の水準を向上させていく方針だ。
(画像はニュースリリースより)
外部リンク
日本通運(ニュースリリース)
http://www.nittsu.co.jp/press/2015/20151112-1.html
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