ミャンマーニュース

2013年4月30日-米自動車大手フォードは、同社の車やトラックをミャンマーで販売すると発表した。アジア進出を開拓し、南アジア初のフルラインナップを提供。グローバル自動車メーカーになる意向だ。

フォードは、子会社Capital Diamond Star Groupと提携している。子会社と協力し、2013年末までに車のフルラインを稼働させる予定だ。米国から輸入するFシリーズ、隣国タイで製造されている「Ranger」を販売する。

フォードは、タイ工場に対し、生産に必要な物資の供給を計画している。最初のディーラーは、ヤンゴン。ミャンマー最大の都市だ。

ミャンマーは、中国、タイ、インドに隣接。人口は6000万人。そのうち車を保有できる層は385万人。車を保有しているのは1000人中91人。潜在顧客はたくさんいる。

ミャンマーには、コカコーラ、ペプシ、キャタピラーなど、他の米国企業も進出している。新興市場を開拓したいと考えたのだ。ミャンマー、カンボジア、マレーシア、インドネシアの経済成長だけでなく、中国、インドを含めた経済成長の70％がアジア太平洋地域からのものと期待されている。

欧州連合（EU）は、ミャンマーへの制裁を中断。外交確立に向けた努力を決断した。アジア企業は、すでに進出している。

フォードは販売店のスタッフに研修を行い、将来的に営業所を設立する。

外部リンク

Ford Motor Company Officially Launches Operations in Myanmar
http://media.ford.com/article_display.cfm?article_id=37989

Ford Motor Company
http://corporate.ford.com/