2015-10-31 06:00
政治
ミャンマー選挙委員会がシャン州の選挙区などに選挙中止を通達

政府との抗争、「自由で公平な選挙が実行されない」
ミャンマーの選挙委員会は、いくつかの選挙区について11月8日の総選挙を開催しないと発表した。選挙をキャンセルされたのは、シャン州Loilen地区のMonghsu選挙区とKyethi選挙区。同州Lashio地区の8つの村、Wa自治区Hopang地区の42の村でも同様にキャンセルされる。
詳細は明らかではないが、カチン州、カレン州、バゴー地域の多くの村でも、選挙キャンセルや延期の方向で進んでいる。選挙委員会によれば、これらの地区は「自由で公平な選挙が実行されない」としている。
シャン州民族連盟は抗争を否定 不当な決定には従わない意思を表明
選挙がキャンセルされるシャン州の地区では、10月6日以降、北シャン州軍(SSA-N)およびシャン州発展党(SSPP)と、政府軍による争いが起き、3~5000人の住民が住居を移動しているという。シャン民族民主戦線(SNLD)のKhun Tun Oo会長は、メディアの取材に対し、
選挙委員会は、対象地区で争いなど起こっていないにもかかわらず、このような決定を下した。選挙委員会は私たちが勝利することを知っているのだ。
キャンセルは不当で、選挙は開催するべきだ。選挙委員会に対し、調査結果を明らかにするよう申し出る。(Radio Free Asiaより)
キャンセルは不当で、選挙は開催するべきだ。選挙委員会に対し、調査結果を明らかにするよう申し出る。(Radio Free Asiaより)
としている。
(画像:Radio Free Asiaより)
外部リンク
Radio Free Asia
http://www.rfa.org
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com
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