2015-10-30 16:00
経済
ミャンマーの昇降機需要増に対応 日立 合弁会社を設立

11月より本格的な営業活動を開始
大手総合電機メーカーの日立製作所は10月27日、日立製昇降機の製造等を行うサイアム日立エレベーター社とミャンマーのプライム・デコ社とともに合弁会社、日立エレベーター・ミャンマー社を設立したと発表した。日立エレベーター・ミャンマー社は、同国における昇降機の販売、据付、保全を主な事業としており、11月から本格的な営業活動を開始する。
資本金は200万米ドル(約2億4000万円)、出資比率は、日立製作所が27%、サイアム日立エレベーター社が50%、プライム・デコ社が23%。
建設需要の拡大により、昇降機需要も拡大へ
経済成長が著しい同国では、建設需要が急速に拡大している。オフィスやホテルの建設は、同国の企業のみならず、シンガポールやベトナムなど、外国企業も参入している。そのような背景から、同国における昇降機の市場規模は2015年度の約1300台から、2020年度には約2000台に増加すると見込まれており、伸び率は年率7%を超える見込みだ。
日立製作所は、日立エレベーター・ミャンマー社を中心にとして、同国の昇降機市場において営業活動を強化し、同国の経済発展に貢献していく方針だ。
外部リンク
日立製作所(ニュースリリース)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/10/1027c.html
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