2015-10-31 06:30
社会
10月の満月、ミャンマー各地で受難節最終日を祝う祭りを開催

3か月の受難節終了と釈迦の降臨を光で祝う祭り
10月26日、ヤンゴンで、光のフェスティバルが行われた。この祭りは、ミャンマーの旧暦Thadingyaut月の満月に行われる。7月から始まる仏教受難節の期間、僧侶たちは僧院にこもり戒律に従った生活を送り、瞑想と研究を続ける。コンサートやパーティー、結婚式なども自粛される。肉食や飲酒も認められない。
10月の満月の日は受難節の最終日、また、天界から釈迦が降臨する日とされており、仏教徒が釈迦の再来を光で祝う。
各地で花火やコンサート ヤンゴンでは手動の観覧車が登場
各地ではダンスフェスティバルやコンサートが行われた。地域独特の祭りも行われる。ゴールデンロックで有名なチャイティーヨー・パゴダでは、9000もの花とキャンドルが用意され、巡礼者がブッダに捧げた。バゴーでは、装飾されたボートに仏像がのせられ、ハスの花をイメージしたランプが浮かんだ川に流された。
ヤンゴンでは、さまざまな食べ物や服、日用雑貨などを売る屋台が並び、街がにぎわった。
フェスティバル会場には、手動の観覧車が設置され、多くの人々が楽しんだ。シュエダゴン・パゴダは花や器などでカラフルに装飾され、夜には巡礼者が何千ものキャンドルを灯した。小さな気球や花火で祝う人々もあった。
(画像:Myanmar Timesより)
外部リンク
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com
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