2015-10-18 23:00
旅行
2015年の観光客、450万人を超えると予測

洪水被害を考慮し目標数より減少
10月14日、ミャンマー観光省は、今年の外国人観光客が450万人を超えるというレポートを公表した。レポートによれば、9月の時点で観光客数は300万人を超え、昨年1年分の308万人と同等の数を記録した。2015年、政府は観光客数500万人の目標を掲げていたが、洪水被害などの影響を
考慮し、50万人少ない450万人という予測を発表した。
選挙による混乱を懸念 米は観光客に注意も
8月31日の時点で、ライセンスを取得しているミャンマーのホテル数は1225件。室数は4万7911室、旅行業者は1847業者となった。旅行者の数は増加しているが、パッケージツアーは下降気味で、バックパッカーが増えているという。
観光省大臣によれば、多くの観光客が、空港からではなく、国境を越えてミャンマーに入国しているという。豪雨・洪水被害が発生した6月以降は特に入国が厳しくなり、約100万人が空港から、約200万人以上が国境ゲートから入国している。
今後、観光客数の増加が見込めるが、11月の選挙を控え、社会的な混乱も心配されている。アメリカを初めとする諸外国ではミャンマー入国に慎重な態度を示し、観光客に注意を発しているという。
(画像:The Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
http://www.irrawaddy.org
TTR Weekly
http://www.ttrweekly.com
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