2015-10-13 17:00
旅行
バガン歴史遺産地区の入場料、ドルから現地通貨へ

20ドルから2万5000チャットに変更
ミャンマー文化省は、バガンの歴史遺産地区の入場料について、現在の20ドルから現地通貨の2万5000チャットに変更することを発表した。同地区では今年1月から、入場料をドルで徴収していた。しかし、チャットの価値低下や不安定な為替レートが原因で、11月1日より、現地通貨に変更されることが決まった。
現在、20ドルの入場料が適用されているのはバガンの古代遺跡地域。過去2年間で入場料は倍になり、洪水や爆発など悪いニュースもあったが、外国からの観光客は増え続けているという。
値上げ、災害などにもかかわらず観光客数は増加の一途
バガンはマンダレーにある地区で、ミャンマー屈指の仏教聖地とされている。11世紀から13世紀に建てられた数々の仏教遺跡があり、近年は観光地として注目されている。2013年、入場料は10ドル、12万人の外国人観光客が訪れた。15ドルに値上げされた後も19万人が訪れている。
昨年1月、20ドルに値上げされた後には24万人がバガンを来訪。入場料収入は410万ドルだった。今年の観光客数は、現在までに5万5000人。収入は110万ドルとなっている。
国立博物館・図書館バガン支部の館長は、
今後はカンボジアやタイ、ベトナムの歴史的観光スポットのように、世界中がバガンの存在を知ることになるだろう。(Myanmar Timesより)
と語っている。
(画像:Myanmar Timesより)
外部リンク
Myanmar Times
http://www.mmtimes.com
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