2015-10-01 17:00
社会
ミャンマーの技能実習生3人が東京の工務店に入社

技能実習生3人、技術の習得を目指す
東京・杉並区に本社を置く細田工務店は9月29日、ミャンマーからの技能実習生3人が入社したと発表した。入社式は9月28日に実施され、阿部社長より辞令が授与された。また、第1期生3人は日本語で自己紹介を行った。同社では、将来的な労務不足に対応すること、また、住宅建設の技術を伝承していくため、今後は同国の技能実習生を受け入れ、大工技能者として育成していく方針だ。第1期生は、同社の建設現場に配属され、同社の社員と施工協力業者の指導を受け、技術の習得を目指す。
大工人口は減少の一途 職人の育成が重要な課題
日本では、大工の人口が減少の一途をたどっている。2010年の国勢調査によると、大工人口は約39万人であった。しかしながら、2005年の時点では約53万人。また2000年の時点では約64万人であったことから、大工人口は急激に減少している。そのうえ、工務店の事業所数も減少傾向にある。大工のみならず、建設業界は全般的に職人が減少し、人手不足の状態となっている。
人手不足を打開する方法としては、公的機関が職人を育成することも必要だが、工務店が自社で職人を育成することも必要である。細田工務店はミャンマーの技能実習生を育成することによって、人手不足の打開を目指す。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
細田工務店(プレスリリース)
http://www.hosoda.co.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/
タツミ 木造住宅の市場動向
http://www.tatsumi-web.com/new-site/shijyodoko-11-10.html
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