ミャンマーニュース

11月8日に実施されるミャンマーの総選挙までに停戦合意を目指していたミャンマー政府は10月4日、ヤンゴンで8つの少数民族武装勢力組織と協議。そのうちの7組織が10月15日、首都ネピドーで正式な停戦協定に署名することで合意した。

4日の協議には15組織のうち8組織が参加。国軍との戦闘が続いているカチン独立機構（Kachin Independence Organisation：KIO）を含めた7組織は欠席している。

テインセイン大統領は2011年より停戦合意を重要な目標としていたが、任期中に国内全土での停戦合意には至らなかった。政府側の交渉人であるU Aung Min氏によると、「困難な決断」であったと述べている。

歴史的な停戦合意の署名式には、国際的な証人として国連をはじめ、欧州連合（EU）、中国、インド、タイ、日本が招待されるとみられる。

その他には、67ある在外公館や各政党、市民社会組織などの代表者が参加。また、今回署名しない少数派武装組織の指導者も参加する。

ミャンマー全土での停戦合意はいつになるのだろうか。

停戦に合意した7組織は以下の通り。
カインナショナル・ユニオン（Kayin National Union：KNU）
カイン国民解放軍（Kayin National Liberated Army：KNLA）
パオ民族解放機構（Pa-O Nationalities Liberation Organization：PNLO）
全ビルマ学生民主戦線（All Burma Students' Democratic Front (ABSDF)
Chin National Front (CNF), Arakan Liberation Party：ABSDF）
チン国民戦線（Chin National Front：CNF）
アラカン解放党（Arakan Liberation Party：ALP）
民主カイン仏教徒軍（Democratic Kayin Buddhist Army：DKBA）

（画像はCHANEEL NEWS ASIAより）

外部リンク

Myanmar to sign peace deal with 8 rebel groups on October 15
http://www.channelnewsasia.com/news/

Myanmar sees rays of hope for nationwide ceasefire
http://news.xinhuanet.com/english/

Ceasefire to be signed October 15
http://www.mmtimes.com/index.php/