ミャンマーニュース

海外不動産コンサルティングを手がけるステイジアキャピタルグループは9月11日、ヤンゴン市内にある既存のビルの内装を全面改修し、ドミトリー混合型ホテル「YAMA HOTEL」の運営を開始することを発表した。正式オープンは9月12日の予定。

「YAMA HOTEL」は同グループが企画・設計・施工・運営を行う最初のホテルプロジェクトである。

ヤンゴン市では圧倒的なホテル不足と不動産価格の上昇により、周辺国に比べホテルの宿泊価格は高額で、一泊100ドル以上である。隣国タイの首都バンコク中心部では、一泊5,000円程度でホテル予約が可能だが、ヤンゴン市では同額のでは市の中心部に宿泊することができない。

さらに、宿泊施設内ではインターネットを始めとしたビジネス向けサービスも整備されていないのが現状だ。

一方、ヤンゴン市を訪れる旅行者やビジネスマンが急増。YAMA HOTELのような「リーズナブルな値段で宿泊できる便利かつ快適な空間」が求められている。

YAMA HOTELには個室が6室、2段ベッドが36台（72床）完備されている。2段ベッドは一泊平均2,000円程度、個室利用の場合は6,000円程度とリーズナブル。

屋上には、ヤンゴンで人気のCafe＆BarチェーンKOSANの4号店がRoof Top Barとしてオープンする予定。昼食・夕食だけでなくナイトライフも楽しめる、ビジネスマンの社交場となることだろう。

ホテル内には5つ星と同様にインターネット設備を整えている上、頻繁に起こる停電に備えて発電機も導入。また、共用スペースでは24時間いつでも仕事やミーティングができるようになっている。

さらに、長期滞在者向けに洗濯機・乾燥機・アイロン設備を完備。売店ではYシャツを販売する予定がある。

季節により宿泊価格は多少変動するようだが、これまでの高額な宿泊費と比較してもかなりリーズナブル。一度利用してみてはどうだろうか。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ステイジアキャピタルグループ
http://stasiacapital.com/

ステイジアキャピタルグループのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/