2015-09-18 18:00
社会
ミャンマー洪水被害、今年中の米ストックは十分

商務省、貯蔵米50トンを供給すると発表
ミャンマーでは、洪水被害による農作物への影響が心配されているが、米の供給は十分に足りているという。9月13日、商務省は、米の生産量は洪水の影響で減少しているが、2015年末までの必要量は十分蓄えてあると発表した。
商務省によれば、10月から12月分として米50トンを貯蔵してあるため、米不足の心配はないという。米の主要生産地であるエーヤワディー地域の被害が、他の地域に比べて小さかったことが幸いした。
また、ミャンマー米協会(MRF)は、緊急用として5万~10万袋の米が用意されていると発表した。これらは、商務省や民間団体などと調整し、洪水被害を補うために使用する。
家屋や農地破壊 早期復旧できた水田も
ミャンマーの米収穫期は10月から始まる。今年は6月以降大雨が続き、全国で家屋や農地が破壊された。鉄道や道路、橋も大きなダメージを受けた。ラカイン、チン、サガイン、マグウェイ、バゴーでは最も大きな被害が発生した。洪水による死亡者は全国で少なくとも121名、被災者数は160万人以上となっている。Elevenの報道によれば、水田の被害は148万2000エーカー以上、そのうち84万2000エーカーは破壊され、42万5000エーカーが復旧できたという。
(画像:Leadershipより)
外部リンク
Leadership
http://leadership.ng
Eleven
http://www.elevenmyanmar.com
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