2015-09-02 13:00
社会
ミャンマー政府、フェイスブックと協力し選挙に関わる投稿を制限

暴動につながる不正確な情報拡散を防止
11月8日の選挙を前に、ミャンマー政府はフェイスブックと協力し、選挙に関わる暴動などをあおるような投稿を削除していくことを決めた。8月25日、この活動について、CHANNEL NEWS ASIAが報じた。モバイルフォンの普及により、ミャンマーではフェイスブックユーザーが急増している。当局は、来月からスタートする選挙運動を前に、ユーザーが不正確な情報を流して選挙を妨害することを懸念し、フェイスブックに協力を求めた。
情報省大臣のYe Htut氏は、
フェイスブックに協力を求めるのは初めてのことだ。私たちは自由な情報提供を否定するわけではないが、ヘイトスピーチや集団暴力の発生を防ぐため、このような活動を行う。(CHANNEL NEWS ASIAより)
と述べている。
500万人のフェイスブックユーザー 追跡は不可能
この活動が実行されれば、ユーザーからの反発が予想される。ミャンマーICT開発機構のプログラムマネージャーは、削除するべき投稿を誰が、どのように選別するのかが問題だ。フェイスブックで選挙に関するうわさが投稿された場合、私たちはそれが事実かどうか調査した後、正確な情報として国民に公開する。(CHANNEL NEWS ASIAより)
と述べている。
2014年、テレノールとオーレドーの参入以来、ミャンマーのフェイスブックユーザーはおよそ500万人と言われている。
CHANNEL NEWS ASIAは、
投稿を追跡し、完全にコントロールすることは不可能だ。(CHANNEL NEWS ASIAより)
と締めくくった。
(画像:CHANNEL NEWS ASIAより)
外部リンク
CHANNEL NEWS ASIA
http://www.channelnewsasia.com
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