• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • モンスーンで甚大な被害を受けたミャンマーに国連WFPなどが緊急支援
2015-08-10 07:00

社会

モンスーンで甚大な被害を受けたミャンマーに国連WFPなどが緊急支援

モンスーン
モンスーンによる甚大な被害
8月5日、国連人道問題調整事務所(UNOHA)は、ミャンマー国内14州のうち12州がモンスーンの豪雨によって被害を受けていることを明らかにした。

交通網や通信網、電気は分断され、ミャンマーの主要産業である農業用地は2,100平方キロメートルが洪水で押し流された。

沿岸部から山岳部にいたる非常に広範囲な地域にわたり、甚大な被害を受けている。

モンスーン
現在、ミャンマーはモンスーンを迎えている。6月から大雨が降り続き、加えて、7月30日にはサイクロンが上陸。その影響で、洪水や地すべりが発生し、約4万軒の家屋が損壊。被災した人数は死者69人を含む25万9,000人(うち8万8,000人は子供)にのぼる。

災害復旧支援には多額の費用が必要
ミャンマー政府からの要請に基づき、国連WFPは、8月2日の支援開始以降、大きな被害を受けた地域の25万人に対して1か月分の米、豆、食用油、塩、一部地域においては高カロリービスケットを配給するなど緊急対応を開始。

ミャンマー西部の浸水地域の被災者8万2,000人に食糧配給を行うなど、現在ミャンマー政府、他の国連機関、地元NGOとの協力して支援を継続しているが、いまだ20万人以上の被災者が、食料や飲料水の早急な支援を必要とする危機に直面している。

この洪水被災者への支援活動には、1ヶ月あたり300万ドル(約3億7,000万円)の追加資金が必要と推計されているが、洪水被災者には今後6ヶ月程度の支援が必要と見込まれるため、必要資金の合計額は1,800万ドル(約22億4,000万円)となる。

しかし、国連WFPのミャンマー支援事業はすでに資金不足のため、洪水被災者への追加対応のために、国連WFPはこの1,800万ドルの資金を集めるべく支援を広く募っている。

被害の概要と寄付の方法
被災者:12~14の州の25万人
早急な食糧支援を必要とする人々:20万8,000人
食糧を受け取った人々:8万2,000人(8月4日現在)

Webサイト: http://www.jawfp.org/oneshot
電話:  0120-496-819 9:00~18:00(通話料無料・年中無休)
ゆうちょ銀行: 口座番号:00290-8-37418 加入者名:国連WFP協会
三菱東京UFJ銀行: 店名:本店(店番001)普通預金 0887110
口座名:トクヒ)コクレンWFPキヨウカイ(振込手数料無料)
※領収書発行につきましては、お手数ですが国連WFPまでご連絡ください。
※国連WFPへのご寄付は寄付金控除の対象となります。

国連WFPは、政府や民間企業、個人の皆様からの任意の資金提供により運営されています。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いします。

【お問い合わせ】国連WFP
電話: 0120-496-819 9:00~18:00(通話料無料・年中無休)
携帯電話・PHSからもつながります(引用はホームページより)



外部リンク

国連WFPのニュースリリース
http://ja.wfp.org/news/news-release/150806
ハザードラボ
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/0/10612.html
国連人道問題調整事務所(UNOHA)
http://www.unocha.org/myanmar/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook