2015-08-09 03:00
社会
ヤンゴン工科大学の施設拡充工事を受注 三井住友建設

新たに3階建ての実験棟と5階建ての研究棟を建設
三井住友建設は4日、ヤンゴン工科大学の施設拡充工事を受注し、正式に契約認証作業が終了したと発表した。同大学の敷地内に、新たに3階建ての実験棟と5階建ての研究棟を建設する。請負金額は7億8780万円、工期は14ヵ月を予定している。
経済がめざましい発展を続けるミャンマーでは、工業化が進展している。そのため、同国政府は、工科系大学の最高学府であるヤンゴン工科大学を高度な工学系人材育成の中核拠点として位置づけている。
実践力を備えた人材を育成するために、質の高い教育を目指しているものの、教育・研究用の機材が不足していることがネックとなっていた。今回の工事は、日本政府の無償資金援助(ODA)によって実施される。
東南アジアでは第2タイ・ラオス友好橋を施工
三井住友建設は、これまでに新東名高速道路や東京湾アクアラインの海ほたるパーキングエリア、北海道大学などの工事に携わってきた。また、東南アジアでは、第2タイ・ラオス友好橋を施工した。同社は2013年にヤンゴン事務所を開設、経済成長が著しいミャンマーにおいて営業を強化してきた。同社は、ヤンゴン工科大学の施設拡充工事をはじめとして、今後の増加が予想されている日系進出企業等の建設工事を請け負うことで、同国の経済発展に貢献していく方針だ。
外部リンク
三井住友建設(ニュースリリース)
http://www.smcon.co.jp/2015/080414601/
三井住友建設(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/三井住友建設
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