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2015-08-12 02:00

経済

【コマツ】リマン事業の強化:初のミャンマー拠点を開設

コマツ
ミャンマー初 世界で13拠点目
コマツは8月4日、ミャンマーの主要都市マンダレーに建設・鉱山機械部品の再生販売、発電機の製造販売を行う完全子会社「コマツマニュファクチャリングミャンマー株式会社(以下「KMM」)」を設立し、開所式を行ったこと発表した。

KMMは世界13拠点目のリマン工場となり、コマツの建設・鉱山機械関連の生産拠点としては、ミャンマーで初めての生産拠点だ。

「リマン」とは、コマツが推進する事業の一つで、「再製造=Remanufacturing」の略。古いコンポーネントを多様な工程を経て新品同様の品質によみがえらせる部品のリサイクル事業で、コストを抑えたり廃棄物を削減したりするメリットがある。

コマツではエンジン、トランスミッションなどの使用済みコンポーネントのリマン事業を強化している。

中長期的な需要を見込んで
コマツは1995年にヤンゴン事務所を設立。それ以来、ミャンマー国内で建設・鉱山機械の販売・サービスを行っている。

一方、ミャンマーは近年急速に経済発展を続けている上、世界有数の翡翠の産地でもあり、中長期的な建設・鉱山機械の需要増加が見込まれる。

コマツは新拠点となるKMMを開設することで、より現場に近い拠点からサービスを展開する体制を整えたようだ。

今後は、コストの低減を図りながら事業を拡大してくことが期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

コマツ
http://www.komatsu.co.jp/

コマツのプレスリリース
http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/press/
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