2015-08-01 21:00
社会
ヤンゴンでトラックから覚せい剤を押収 末端価格1億ドル相当か

押収量はミャンマーにおいて過去最大の規模か
ミャンマーの警察当局は26日、ヤンゴンの北部で乗り捨てされたとみられるトラックから約2600万錠の覚せい剤を押収した。末端価格は1億米ドル(約124億円)相当とみられる。錠剤は覚せい剤の一種として指定されているアンフェタミンと特定され、末端価格は1錠あたり4ドル(約500円)相当とみられている。
ヤンゴン市内の警察官によると、これまでに、70万チャット(約7万円)相当の覚せい剤を押収したことがあるが、今回の押収量は、ミャンマーにおいて過去最大規模とみられるという。
覚せい剤の使用は、アジアにおける大きな問題
アンフェタミンとは、メタンフェタミンと同様、強い中枢興奮作用を持つ。使用によって反社会的行動や犯罪につながる可能性が高いことから覚せい剤に指定されている。不正薬物などの問題に取り組んでいる国連薬物・犯罪事務所(UNDOC)によると、アジアにおける覚せい剤の使用は大きな問題となっているという。
また、ミャンマーでは近年、国内の紛争で荒廃した地域を中心に覚せい剤の製造拠点が立地しており、密造量が増加しているものとみられている。
外部リンク
Radio Free Asia
http://www.rfa.org/english/news/myanmar/police
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