2015-07-31 21:00
経済
ミャンマーがアジアで3カ国目のスズキ「エルティガ」生産国に!

インド、インドネシアに次ぐ3カ国目の生産国
スズキ株式会社は7月29日、同社の子会社である「スズキ・ミャンマー・モーター社」(SMMC)がミャンマー国内で7人乗り乗用車「エルティガ(ERTIGA)」の生産を開始したことを発表した。エルティガはインド、インドネシアですでに生産されており、ミャンマーはアジアで3カ国目の生産国となる。
エルティガはヤンゴン近郊のサウスダゴン(South Dagon)にある工場で生産され、月間目標台数は100台。販売は7月末よりミャンマー国内のスズキ販売店で開始される。
「エルティガ」は3列シートにより7名が乗車可能なコンパクトサイズのMPVモデル(多目的車)。モダンなデザインに広い室内空間と居住性をもち、狭い路地や駐車場での取り回しのよさも魅力だ。
1.4リッターエンジン搭載。優れた動力性能と燃費性能でスムーズな走行を実現している。
四輪車の生産と販売の拡大を目指す
スズキは1999年にミャンマー国営企業と四輪車の生産を開始。しかし、軍事政権の影響などを受け、2010年末に休止した。その後、民主化後の2013年2月にSMMCを設立し、小型トラック「キャリイ」を生産している。
SMMCは、ミャンマーでの四輪車生産と販売を拡大するためのラインアップ拡充の一環として、「エルティガ」の生産・販売を開始した。
スズキはティラワ経済特区(SEZ)にも2017年の稼働を目指し第2工場を建設中。生産力を5倍以上に引き上げることを目指している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
スズキ株式会社
http://www.suzuki.co.jp/
スズキ株式会社のプレスリリース
http://www.suzuki.co.jp/release/d/
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